助産師になるために必要なこととは?

助産師になるには2つのパターンが考えられ、まず1つ目は看護師の資格を取得後、養成学校に通うパターンです。こちらは一度、看護師の資格を取得するために看護学校に通い、看護師国家試験合格後に、改めて養成学校に通います。

次のパターンとして、助産師養成コースのある四年生の看護学校へ進学することが挙げられます。こちらは2つの資格を最短で取得できる方法ですが、このような看護学校は数が少なく、また募集人数は少ないが人気もあるため倍率が高く、合格することが難しいとされています。最短の道は、難関の道と言えるかもしれません。
そのため一度、看護師の資格を取得し、看護師としてのスキルを磨いてから改めて養成学校に通う、ということがポピュラーな方法かもしれません。

一方、養成学校に通う場合には試験を受け、合格する必要があります。養成学校の試験は、学校によって取り扱う科目が異なるとされていますが、基本的に看護学を試験としている養成学校が多くあります。しかし学校によっては看護学の中でも特に母性看護学や小児看護学を試験科目としていることもあるため、学校によって試験対策をすることも大切でしょう。また看護学の他に小論文と面接を試験に組み込まれていることは珍しくないので、そちらの対策を取ることも忘れてはいけません。