ファッション関連の仕事に就きたいなら

ファッション関連の仕事に就きたいなら

※この記事は、2022年12月28日に追記更新しました。

服をデザインしたり、作ったりと、ファッション業界は華やかなイメージが強い業界なので、憧れを抱く若者は少なくありません。しかし、一口にファッションといってもその働き方は様々です。衣装のデザインを担当するファッションデザイナーや、そのデザインを型紙におこすパタンナー、スタイリスト、モデル、店舗で洋服の販売をするアパレル店員など、多種多様な仕事が存在します。その中で、自分自身のやりたい仕事が明確であるなら、少しでも早いうちから勉強を進めていくことが大切です。

やりたい仕事がまだ決まっていない…その時はどうする?

もしもやりたい仕事が明確に決まっていなくても、焦る必要はありません。そのような方は、まずファッションの歴史や基本用語など、基礎の部分から勉強していきましょう。そうして勉強していくうちに、自分がやりたい仕事というのが見えてきます。まずは、ファッション業界について知ること。そして自分のやりたいことがどの仕事と多く合致しているかを照らし合わせることで、やりたい仕事が見えてきます。

例えば、「服を作ったり、考えたりするのが好き」という方は、デザイナーが向いています。また、「たくさんの服を着たい。人前に出たい」という方ならモデル、「ファッションを通じて人と関わりたい」という方はアパレル店員が向いているでしょう。やりたい仕事が決まったら、その仕事に必要な知識を学んでいけばいいのです。

やりたい仕事に向けた勉強は何をすればいい?

しかし、ただ勉強して知識を詰め込むだけでは意味がありません。大切なのは、実践をして現場レベルの技術を身につけることです。また、技術を身につけるにあたっては、いくら「好き」という気持ちが強くても、独学では難しいところがあります。独学で夢を叶えられるのはほんの一部の人のみで、そういった人は、他人よりずっとたくさんの努力をしています。そうではなく、普通に夢を叶えるなら、実践力を身につけることに特化した専門学校に通うのが良いでしょう。おすすめは日本のファッション系専門学校の中でも知名度の高いモード学園。モード学園は、現場に強くなるカリキュラムが充実しており、13年連続で希望者就職率100%を誇ります。実際に卒業生の中には業界著名人も多く、さすがに有名なだけあります。

モード学園には、独自の教育システムを採用していたり、第一線で活躍するプロが講師を務めたりといった強みがあります。「ゼロ」でも、「好き」なら、「プロ」にする。これをモード学園は、生徒に対して約束しています。プロを目指すならぜひ通っておきたい学校です。

大学と専門学校はどちらがいい?

ファッション業界を目指すなら大学でもよいのでは?と思った方もいるかもしれません。先ほども述べた通り、大切なのは、実践を通じた学びの中で、現場で役立つ力を身につけることです。実戦的で現場に役立つ力を身につけるには、大学よりも専門学校の方が身につけやすいのです。

大学は、幅広い教養と知識を学ぶことができます。そのため、ファッションに関する専門的な知識のみを集中して勉強することは難しく、また、座学が多いため、実際に手を動かして何かを行う授業は、少ないです。

一方、専門学校は広い教養や知識を身につけるというよりは、専門的な分野に関する知識と技術を勉強する実習が多くなります。そのため、現場に出た時すぐに役立つ力を養うことができます。また、同じ志を持った仲間が多く集まるのも大きな特長で、ライバルであり、切磋琢磨し合う仲間を持つことでモチベーションアップにも繋がるのです。加えて、企業との繋がりも強いため、就職に有利になります。

学校以外でできる勉強はある?

学校の勉強はもちろん大切ですが、それだけではなく、普段からSNSや雑誌などのメディアをチェックすることも大切です。世の中の人がどんなファッションに興味を持っているのか、トレンドを押さえておくと良いでしょう。クリエイティブな業界なので、トレンドを押さえることで、自身のインスピレーションが刺激されて新しいものを生み出す良いきっかけにもなりますよ。

また、学生のうちにアパレル店員のバイトなどもやっておくとよいでしょう。アパレル店員は、お客様と直にやり取りを行うことも多く、どんな服が流行っているのか、どんな服が求められているかなどを知ることができます。服と関わる機会も増えていくうちに、ファッションについての知識や関心が高まり、将来役立つセンスを養えます。また、接客も行うことから、コミュニケーション能力を鍛えることもできるため、ファッション業界に関わる様々な力をつけることができるでしょう。

ファッション業界は、流行の変化や新しい技術の登場などで、日々目まぐるしく変化する業界の一つです。変化が大きいため、大変だと感じる面もありますが、それと同時に大きなやりがいも感じることができます。やりがいと面白さを兼ね備えたファッション業界に、一歩踏み出すための勉強を、頑張ってくださいね。

衣装のフィッティングをしているモデルとファッションデザイナー