様々なところで取り入れられるゲーム。ゲームに関わる職種を紹介

様々なところで取り入れられるゲーム。ゲームに関わる職種を紹介

一昔前までは、「ゲームは悪」という風潮が漂っていました。しかし、近年、その考えが少しずつ改められ、ゲームに関する見方が変わってきています。今回は、近年のゲームに対する意識の変化と、ゲーム業界で働くためにはどうするのかを紹介します。

ゲームに対する意識の変化

「ゲームはコミュニケーションツールの一環」とする見方が増えてきました。会社では、社員同士のコミュニケーションを活発化させるためにゲーム大会が開かれる事例もあるそうです。部活動を取り入れている会社では、ゲーム部を発足させる会社もあるなど、ゲームをより楽しむことができる、ゲームが好きだということをオープンにできる社会になりつつあります。

学校の部活動にもeスポーツ部が立ち上げられ、大会も開かれているほどです。また、国民体育大会の開催行事の一つとしてeスポーツが取り入れられ、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権大会」が2021年10月に第2回大会が開催されました。

このように、ゲームはコミュニケーションだけでなく、競技の一つとしても現在注目を集めています。他のスポーツと同じように、日々練習に励み、大会でいい結果を残そうという選手や優勝を目指す学生も増えています。

ゲームをプレイする側だけでなく、ゲームを作る側に憧れる方も多いでしょう。

ゲーム業界で働くには

ゲームをプレイするうちに、ゲームの製作に興味を持ち、ゲーム業界への就職を希望する方もいるでしょう。ゲームに携わる職種は豊富にあります。では、主な職種を紹介します。

・ゲームプログラマー

ゲームプログラマーは、ゲーム制作におけるプログラミング業務を担う人です。キャラクターを動かすための操作設定や、場面ごとに切り替わるサラウンド、システムの構築など、ゲームそのものを作る職業といっても過言ではないでしょう。

・ゲームプランナー(ゲームデザイナー)

ゲームプランナーは、ゲームデザイナーとも呼ばれ、ゲーム制作の企画や構成を担う職種です。ゲームのコンセプトや、仕様書を作成する、まさにゲームの方針を作る職業です。

・ゲームディレクター

ゲームディレクターは、開発現場を取りまとめるリーダー的存在です。工程のスケジュール管理や、開発スタッフへの助言など、直接制作を行わないものの、開発のできを左右する大切な役割です。

取り上げた3つ以外にもゲームに携わる職種はたくさんあります。自分がゲーム開発において何をしたいのかをよく考えましょう。やりたいことによって目指す職種や学ぶこと柄が異なります。

ゲーム関係の職種につきたいのであれば、ゲームの専門学校へ通う事をオススメします。例えば、HALという専門学校がオススメです。ここは、本物のゲームクリエイターを育成する専門学校です。その実績はというと、「日本ゲーム大賞2021」でHALに在籍する学生が作った3作品が受賞するなどの好成績を残しています。4年生や2年生、夜間コースなど、学びたい学生に合わせたコースが用意されています。自分に合った学び方ができるので、ゲーム業界で働きたい方は、検討してみてくださいね。

ゲーム業界で働くことのやりがい

ゲーム業界の最大のやりがいは、多くのゲームプレイヤーに「喜び」と「楽しさ」を与えることができることです。時には希望や、目標を与えることもあるでしょう。それほど、ゲームは人に大きな影響を与えることができるものです。やりがいを感じる瞬間たくさんあります。

・ゲームが世に出た時

ゲームはプロジェクトを組んで、長期に渡って開発されるものも多くあります。中にはシリーズ化されるゲームもあり、長く同じゲームに携わる人もいるでしょう。期間の長さに関わらず、自分たちが作り上げたものが世に出て、人の手に渡った瞬間を見届けた時、大きな達成感と共にやりがいを感じることができます。

・作品が評価を受けた時

現在ではインターネットの発展により、様々なところでゲームの評価を見ることができます。特にTwitterなどのSNSはプレイヤーの生の声がつぶやかれています。その中で、「面白かった」「楽しかった」「感動した」などの感想を目にした時には、やりがいを感じることができますよ。もちろん、厳しい意見もあるかもしれません。そういった厳しい意見も、次回に活かせる、と逆にやりがいを感じることができるかもしれませんね。

・実際にプレイをしている人を見た時

現在、ゲーム実況や配信などを、個人から企業に所属しているタレントまで、様々な配信者が行っています。そのため、自分が作ったゲームを配信している配信者がいるかもしれません。実際にプレイをしている様子を画面越しにみることができた時、やりがいを感じることができますよ。

ゲーム業界で働くことは、他の業界では感じることができないやりがいを感じることができます。プレイする側から作る側へ、人を楽しませる側を目指してみてはいかがでしょうか。

ビデオゲームを楽しんでいる男女の様子