ダイビングの資格取得のための2つのステップ

資格を習得するには、大きく分けて2つのステップがあります。1つめは学科講習という座学のステップです。テキストやビデオを基に原理、水中でのルール、安全に関する知識、身に着ける器材の名称や役割を学びます。一通り学んだ後にペーパーテストがあります。このペーパーテストではダイビングをする上で必ず必要となる知識ばかりが問われるので、極端に難しいということはありません。このテストに合格すると1つめのステップはクリアです。

2つめのステップは実習です。座学で身に着けた基本的な知識を実際に水中で実践してみます。とは言ってもいきなり海に潜るわけではなく、まずは限定水域実習というプールで行われる実習から始まります。器材の使い方や水中での身のこなし方を訓練します。プールでの実習を終えると海洋実習と呼ばれ海での実習を行います。2日間で4回のダイブを行い、限定水域実習で訓練したことを海の中でもやってみます。この海洋実習を無事に終えると2つめのステップもクリアです。そして晴れてライセンス取得となります。一般的に3〜4日で2つのステップをこなしていきます。仕事などの関係でまとまった休みが取れない人でも、日数を分けて講習や実習を受けることができます。